第93回(通算第157回) 2005/01/05 放送分
 

(♪オープニング→春の海)

坂本サトル(以下サ)新年あけましておめでとうございます。皆さんこんばんは。坂本サトルでございます。
─こんばんは、浅里でございます。
はい、『春の海』というのもこの季節べたと言えばべたですけれども、どうしてもやってみたかった。そんな私。

 『アルキタ ウタノチカラ』、今年一発目の放送なわけですけどもねー、皆さん、お正月、どんな感じで過ごしてますでしょうか。
 北海道の場合は、冬休みが、学生さんの場合はね、大体1月のじゅう…8とか? くらいまで、あるんでしょ。ね。なんでまだまだ、1月5日っつったら全然正月気分の人も多いと、思うんですけども。

 俺はですね、今年の正月は割とのんびりさして貰って、えー…実家に帰ってね、ずーっといましたね。実家のラジオ局にふらっと顔出して、コミュニティFMとかあるじゃない? 実家のそばに。そこ行って、番組(笑)、急に出たりとかですね。ま、そういう感じで。
 いつ行っても出れるFM局があるんだよ(笑)。そんなとこがあるんですけどもね。えー…皆さん、どうなんでしょう。仕事、始まった人も、まだの人も、2005年、いい年にしましょう。2005年も、『アルキタ ウタノチカラ』、よろしく、お願い致します!
 今夜もいつもと同じ60分間最後まで、よろしくー。

 さ、それでは、今日はですね、2月23日にリリースされます、坂本サトルの2005年、一発目の作品、『LIVE caravan 2』! これは、去年の秋に行ないました全国ツアー、バンドを引き連れての全国ツアーの模様を、えー…ほぼ丸ごと収めたというね。ライブアルバムなんですけど、その中から、聴いて頂きましょう! 2005年一発目はこの曲です! 坂本サトルで、ライブバージョン、『70%』!

  ♪70%(LIVE caravan 2 ver.)/坂本サトル♪

     〜 CM 〜

(ジングル)

2005年。もう2000も5年ですよ。
 あのー、どこからかね、あのー…年数について行けなくなった感じ、ない? 太郎ちゃん。…あるよね。ある…んだよな。何つうかな、うまく説明出来ないんだけど、感覚的にはまだ2002年ぐらいの感じ(笑)…実際にはもう2005年にもなっちゃってる感じ…よね。
 勝手にこう、先に行ってる感じがね、取り残されたっていうのとまたちょっと違うんだけど、何…だろうね。そうなんですけどもねー。

 ま、一応2005年始まったということで、あのね、物事ね、1年単位で考えなくなって来てるからさ、そういうのもあんだよね。何かひとつのプロジェクトが終わって、なんか一区切りっていう、ま、1年、みたいな感じなのかな。
 だから学生…とかさ、その頃は、あのー、ちゃんと1学期2学期とかあったんで、1年ごとに何かこう、違ったんだけどさ、大人んなってからそう、1年じゃなくて、1…プロジェクト、みたいな感じじゃない? だから、そういうことだと思うんだよね、時間が経つのが早く感じちゃうっていうのは。うん。

 で、えー、ま、一応その1年の、初めにね、何かその目標を語るというのも、あまり現実味のない話のような気がするんですけども、ま、一応ね、あの、おきまりで、言ってみたい。
 あのね、実は、最近あのー…どうなりたいっていうのがね、年々なくなって行くんだな、俺は。で、そのー、今これやっとくのがいいんじゃないかとかさ、これは何かすごく自分の中の、うーん…興味とかさ、何かが、こう、アドレナリンであるとか、何かとにかく興奮する感じ? これやってると興奮するよなとか、これすごい面白い、わくわくするとかっていうところに、素直に行こうっていうことなんだよね。で、こうなったらいいなっていうのを、1個1個目先のことをやってくと、何か次が見えたり、知らないうちにどっかに辿り着いてるような気が、する…のね。
 ほんで、大っきい目標をばーんと前に抱えて進むっていうことも、絶対大事だし、それ…そうやってやってる人もたくさんいると思うんだけど、何か俺はね、こう…具体的にこうだっていう、ものがね、よく言うとね、今までないものなんだ、世の中に。うん。世の中にないものって描けないじゃん。うん。だからね、そんな気がすんのね。

 だから、こういうことをずっとやってったらどっかに行くんじゃないかっていう感じなんだよね。だからそのー、目先のことをね、うー、何つうのかな、そのー、追われるんではなくてね、面白がって、解決していったり、うーん…自分のものにしていくっていうことも、決してそのー、何つうのかな、その場凌ぎとかっていうのとは違ってさ、あのー…大事なことなのかなという風に、最近思っててね。
 だからこれが正しいとか、これが面白いって思うところを、とことんやろうっていう風に、思ってる…のね。

 で、僕…はですね、2005年のことざっと具体的に言っちゃうと、アルバムがね、ライブアルバムも含めると最低4枚リリースすることになるんですね、実は。うん。何が出るんでしょうね。それちょっと具体的にはまだ、言えないんですけれども、勿論オリジナルアルバムが、今のところ、ちょっと予定がずれてですね、5月の予定で、制作が進行してる筈です(笑)! 1月中に曲を全部揃えるっていう感じなんだけどね。
 漠然と言うとね、自分の中にあるのは、ものすごくパーソナルなものを、歌いたいなと思ってるね。個人的なもの、すごく。

 あのね、えーと…個人的なことっていうのを、がーって歌うとさ、すごく、こう…独りよがりだったり、ね? あのー、自己満足なものになる可能性っつのは、常に孕んでるわけよ。それって。でもね、あるラインを越えて、こう、手にさ、腕を、袖までまくってね、こう、ぐーっと井戸の奥まで手を突っ込むような、そういう言葉を拾って来て、歌った時に、あのー、それはね、パーソナル、個人的な感情を超えると思…ってるわけ。
 というのは、天使達の歌という歌があって、あれはね、もともとすごいパーソナルな歌なのよ。自分のためだけの歌なの。ホントは。だけど、うーん…そこをね、ホントにもう、肩までまくるどころじゃなくてさ、もう半分、体突っ込んで、言葉引っ張って来た、みたいなところがあってさ。そこまでやるとね、それはね、あのー、個人を超える…で、俺はあれ超えたと思ってんのね。そうじゃなかったら、あんなあのー、小学生から、お年寄りまでが、共感するっていうような歌は、あり得ないと思う…のよ。普通に考えてね。そんな小学生とおばあちゃんが、同じところで共感してないわけだからね。

 だからね、そういう…それをもう一回見たいなと思ってるね。だからすごく個人的なことを、歌ってんだけど、こう…でも結局、みんなに届くような。そんな歌を歌えたらなと思ってて、そういうアルバムが出来たらいいなと思ってるんだよね。
 それとは全く、今度は別のところで、あのー…何つうのかな、ホントにこう、アッパーなさ、あのー、すーごい高いテンションの、あのー、歌も、歌いたいなと、思ってて。なんとなくそのアイディアは、ふつふつと湧いてるので、多分5月に間に合うと、思うんですけどもね。うーん。

 で、その他にも、アルバムがまた、ほぼ同時進行で、レコーディングしようと思ってるんですけどね。すごい。もうね、あのー、忙しい時に、これ片付けてから次やるじゃなくて、もう、全部やろうと思ってんだよね。忙しい時こそ、何か、パワーとか、あの出てると思う。何かが。やれちゃう気がするの。だからもう一気にね、どばっとやってしまおうという風に、思ってるんですけどもね。
 ま、一応言うだけ(笑)、言ってみました。はい。皆さんも是非、今年はこんなことするとかっていうのがあったらね、メール送って下さい。うん。ラジオで読まれるとさ、あのー…宣言になるからね。証拠になるからね。うん。はい。どんどん送って頂きたいと、思いますね。

 それではここで、曲、聴いて頂きましょう。1月26日リリースのNewシングルです。…これ「ふうみどう」って読むんですか。風味堂で、『ナキムシのうた』。

  ♪ナキムシのうた/風味堂♪

     〜 CM 〜

(ジングル/ウタチカ養成講座ver.)

はい。番組に届いたアマチュアミュージシャンのデモテープを紹介するという『ウタチカ養成講座』ですけどもねー、今日はなんか、俺は聴いてないけど太郎ちゃん曰く「今日はすごい」っつってたけど。紹介して下さい。
─はい。今日紹介するのは、神風グリーンというバンドです。メンバー紹介の方からいきたいと思います。ボーカル、ギターのカタヤマ テツヤさん、この方は27歳で会社員の方です。で、ベース、コーラスに、ヒグチ ハジメさん。ドラム、コーラスに、アラカワ ユウジさん、の3名のバンドです。
 バンドの歴史、PRなど。2003年3月から、カタヤマさんが弾き語りでライブイベントを始めました。すごいですね、弾き語りとは思えない程のパフォーマンスで、話題を呼びます。

すごいね(笑)、それ誰、自分で書いてんの(笑)!? いいねー、自分で何でも言えていいですねー。
─で、同年の7月、8月に、
弾き語りとは思えないパフォーマンスって自分で言っちゃうんだ。はい。

─ベースのヒグチさんと、ドラムのアライさんが参加し、そこから3名のバンドが出来上がりました。で、ベースのヒグチさん以外は、神風グリーンがほぼ初めて組んだバンドであり、年齢の割に経験が浅く、そのデメリットはあるかも知れませんが、社会の激しい経験経験より生まれた生々しい歌、臨場感のある歌を作っています。ということです。
途中分かりにくくなったけど、要するに年齢を、活かしたと。えー、そうですか。よし、じゃぁ、聴いてみましょうかね! じゃ、紹介して下さい!
─はい。神風グリーンで、『蛮勇根性』。

  ♪蛮勇根性/神風グリーン♪

おう、かっこいい。いいです! はい。歌詞もいいです。自ら名付けた『感情ロック』という異名を、感情むき出しのライブパフォーマンスで観る者全てに納得させる。身体は揺らさずとも心は必ず揺らす。いいですねー(笑)、いいキャッチコピーですねー。
 身長190センチのカタヤマが泣き、笑い、叫び、跳ぶ。…泣くの。ライブで? あらま、そうですか。えー…OK、じゃぁ、ライブ情報。ちょっとこれは、観てみたいね、これねー。

─ライブ情報です。1月9日の日曜日、KRAPS HALLにてライブを行ないます。これが、前売りが1000円、当日1200円、
あらま。ワンマン?
─ワンマンですね。これがですね、17時の45分から、の、オープンになります。スタートが、18時15分ということで、是非とも行って頂きたいと…
この半端さは何なんだ、45とか15とか。…そうですか。神風グリーン。もっかい言っとこ、1月の9日、KRAPS HALL、スタートが、夕方の6時15分から、ということですね。…ワンマンじゃないですね、これ。1、2、3、4…5つのバンドが対バンでやるということなんですけどもね。

 ちなみにフラワーカンパニーズ、フラカンが、命名したイベントらしいですね。札幌セントルイスという。イベント。らしいんですけど。…そうか、テツヤすごいぞこれ、普通ね、メンバー紹介に年齢書くじゃない。テツヤ(27)とか。これ身長書いてるから。テツヤ(190)って。ボーカル。
 ハナ(181)ベース。でか。チュウ(159)ドラム。…ね。チュウ君は、あのー、可愛らしい感じだね。コンパクトな感じ。あー、そうですか。これ是非、ライブ、観たいし、もしあれだったら呼びたいぐらいですけどもね。
 はい、『ウタチカ養成講座』、皆さんからの、デモテープ、お待ちしております。今日は、神風グリーン『蛮勇根性』聴いて頂きました。

     〜 CM 〜

(ジングル/『トスエクリ』ver.)

トスエクリ、やって参りました。あなたが一番聴きたくない曲を教えて下さい。メール、貰っております。『紫苑』さん。いつもありがとう。“聴きたくないというか、嫌いな曲、森田童子さんの『ぼくたちの失敗』。高校教師というドラマの主題歌です。その頃私は小学生で、ドラマ自体は観てなかったんですが、売れていたそうで。
 テレビやラジオでいやという程聴きました。売れていたにも関わらず、当時はあの何とも言えない暗ーい感じがとても嫌でした。新しい高校教師、”ドラマでまたやったってことね。“の時も流れていたのにはびっくりでした。あの方は一体どんな人なんでしょう。謎で謎で仕方がありません。”うーん…こと。
 そうね、あのね、ちょっと調べました、森田童子。昭和27年東京生まれということですので、えー…52歳ですよ。53歳。もうすぐ。

 学園闘争で高校を中退。そうね、60年代の学園闘争っつのは大学生のみならず、高校にまでも、波及していたんですね。高校生も。東京のね、ちょっとあのー、賢い高校に行ってる子達はさ、学園闘争やってたわけだね、高校でも。
 72年、友人が亡くなったのをきっかけに自作自演で歌い始める。75年、シングル『さよなら僕のともだち』、アルバム『グッドバイ』でデビュー。で、83年に、新宿LoFtのライブを最後に活動休止。現在は主婦で活動再開する意思は全くない。

 で、このね、高校教師の、ドラマに主題歌が使われたっていうのもね、当時のそのー、高校教師のプロデューサーだったか…プロデューサーだね、がね、あのー、何つうかその、森田童子っていう人は、そんなに当時は売れなかったんだけども、知る人ぞ知る存在だったわけだ。
 で、ちょっとそのー、演劇に興味がある人とかさ。実際この人も、演劇とかもやってた…んですね。劇場公演。演劇で行ってたのかな。テント劇場で、ライブをやっただけなのかも知れない。ちょっとごめん、詳しいとこはわかんないんだけど。

 で、えーとファンがたくさんいて、そのプロデューサーもファンだったわけ。で、あのー…「やっぱ森田童子だよね!」みたいな会話があって、テーマソングに決まったらしいんだよ。だからそのー、その時代を生き抜いて来て、えー…なんかそういうのがあったわけだね。
 だから、本人にとっては全く、あの思いもよらなかった、起用だったわけですよ。その主題歌の。で、引退してから10年以上経ってからだからね。で、めちゃくちゃ売れて、あれ200万枚とかいっちゃったでしょ? いっちゃって、で、当然復活を、みんなが望むし、レコード会社もやっぱりさ、またね、やりませんかみたいな話をするんですけど全く本人は復帰する意思はなくて、えー…主婦をずっと続けていたという、話らしいですけどもねー。

 だからさ、あのー…例えばね、あのー、自分で言っちゃうのもなんなんだけど、例えばJIGGER'S SONというバンド、いましたね。俺がやっていた。
 で、好きな人は異常に好き…なわけ。あれって。自分で言っちゃうけどさ。好きな人ホントに好きなのよ。ね。俺より好き、ぐらいの。でもまぁ、世間的には、大きな評価は得られなかったわけですね。数字的に言うと。で、そういう子達がさ、こう、例えばテレビの世界とか行って、ま、実際行ってる人達もいるわけですよ、もう。で、まだ今下っ端だけど、偉くなって、40、50になってさ、プロデューサークラスになって、自分の意見で大っきいこと決めれるようになった時にさ、なんかドラマでね。
 「やっぱJIGGER'S SONだよね!」とかさ。「やっぱ坂本サトルだよね」みたいのは(笑)、勝手にその人の、もう、独自の判断ですよ。やっぱそうだったと。自分にとっての青春はこうだった、よし次のドラマの主題歌はこれだ、とか。っていうのはあり得る…んだね。あり得るというすごい例だったわけだ、この森田童子さんに関しては。うーん。

 でね、ちょっとね、曲行く前にね、ちょっと面白いの発見しちゃったのね。森田童子の言葉、名言集。いろいろあったんですけど。この人はね、人が嫌いだという風に、よく言われてたらしいのね。人のことが。でもね、それに対して。
──私は決して人が嫌いじゃないんです。異常なんです。一度接するとその人の後をついて行きたくなっちゃう。──
 うーん。えー…
──昔は対人恐怖症が酷かった。親に顔見知りしていたぐらいだから。──
 とかね。異常…一回、付き合っちゃうとものすごい、もう、行っちゃうから、それで、あんまり近づかないようにしてるという。えー…
──ステレオなんて持ってません。あまり聴かない。テレビはあります。夜テレビをつけないと眠れない。地方に行くとホテルでテレビをガンガンつけて、電気を煌々と明るくして寝るの。でないと不安で駄目なんです。真っ暗だと頭の中に目が出来ちゃって怖くて。──
 怖いでしょ、これね、なんかね。
──私、チューニング出来ないんです。それはどういうことなのか調べて行ったら、人の話を理解していないから出来ないんだって言われました。人の話を理解していたら自然に出来てくるもんなんですって。──
 チューニングね。そのギターのチューニング…は、あのー、人間性と関係がある、というところまで行きついたという、お話ですね。

 なかなか、山崎ハコさんとかに通じるものがなんとなくある気がするよね。…はい、それでは、何のコーナーだったか忘れそうになりますけども、ラジオネーム『紫苑』のトスエクリ、聴いて貰いましょう。森田童子で、『ぼくたちの失敗』。

  ♪ぼくたちの失敗/森田童子♪

─このコーナーでは、皆さんからの『トスエクリ』を大募集しています。あなたが一番聴きたくない曲を教えて下さい。宛先は、郵便番号060-8532 AIR-G' アルキタウタノチカラ トスエクリのコーナーまで。ファックスは、札幌(011)231−3366、メールはuta@air-g.co.jpまでです。どんどん送って下さい!

(ジングル)

先週から『裸』っていうテーマで皆さんからメール貰ってたんですけどもね、ちょっと紹介しますね。ラジオネーム『セブンイレブンな女』。“今回のテーマ『裸』ですが、飲み会で何故か全裸になり歌を歌う人、パンツとお尻の間で割り箸を割る人、そんな男性を見てもキャーとか言わず、さらりと躱し、大笑い出来る大人になりました。”えー、ということなんですけど(笑)。
 うーん。いるね、割り箸割る人ね。で、もう一個行くね。えー、あだ名、『オクレと呼ばないで』(笑)。あだ名。“こんばんは。『裸』というテーマですが、ついこの間、忘年会を、お店ではなく個人の家でやったんですが、参加したうちの一人、男性が、しばらく飲んだ後で服を脱ぎ出したんです。
 最初は靴下とジーンズぐらいだったんで、あまり気にしていなかったんですが、最終的には着ていたもの全てを脱ぎ捨て、裸になっていました。飲んだ席で裸になる人がいるという話は聞いたことがありましたが、実際に見たのは初めてでした。普通に脱いでました。本当にいるんですね。”

 あのー、これどちらも知ってます、わたくし。こういう人が実際にいることを。あの割り箸割る奴はね(笑)、あのー…昔イベンターにいてね、今事務所…でマネージャーやってる奴なんだけどね、あのー…そのね、割り箸…パンツの間に挟んでね、わかるかなー、こう…割り箸と、お尻を使ってですね、梃子の原理で割るんだけどさ…Tバック状態! そうそうそうそうそう、ぴって横にやって、ぎゅっとお尻を締めるとね、パンツでパキッて割れるんだけどさ。
 あのそいつはね、あのー何つうの、そういう人ってね、持ちネタとされちゃうでしょ、そういうのって。そうするとね、やんなきゃいけないって思うみたいなのね。で、そのタイミングがね、そいつはすごい悪くて、全然周りそういうムードじゃないのに(笑)…いっきなりやるんだよ! 白い! 寒い! すごく寒い! あのー、次回のテーマ、『寒さ自慢』ですけれども寒い! 寒いんだよ…

 ほいでね、あのー、全裸になる奴はね、えー、僕の周りではね、えーとオセロケッツ森山。あいつはすぐ(全裸に)なるんだねー。この間ね、正にうちの自宅でね、忘年会やったのよ。森山と、浅田君と、あと谷口崇君とかさ、あとサザーランドの阿部とか。あのー、うちに来てね、みんなでやってたんだけど。
 あのー、気がついたらね、森山はすっぽんぽんでしたね。俺がね、ちょっと遅れて来た人を迎えに行って、帰って来たらすっぽんぽんだったの(笑)。で、まぁ、ま、いいでしょ。すっぽんぽんでもね。別にね。普通ーにそれでこう、座って、飲んでるわけ。で、そんな酔ってないの。

 そんで、だんだんこう、飲んでるうちに、お前ちょっと、森山寒いからさ、ちょっと、服着ろよ、っつったら、ああわかりました、っつって着て、ほいで(笑)、俺がトイレ行って戻って来たらまた脱いでんの(笑)。もう1回脱ぐとね、もう着たくないみたいで、脱いじゃうんですねー。えー。
 で、みんなにね、自分の珍々とかね、俺の珍々なー、とか言ってね、語り始めてたね。うーん…可愛いね。俺はね、すごくそういうところが可愛いんですけどもね。えー、いますね。何人かいるよ。

 あのね、この間秋田でね、弾き語りでライブやる時に、秋田でやったお店…のね、お名前はですね、フルモンティって言うんですけど、『フルモンティ』っていう、知ってるでしょ、映画。…知らない? イギリスのね、男がストリップで、金稼ぐ、っていう映画なんだけど。
 で、フルモンティっていう、お店で、これひょっとしてそうかなと思ったらね、正に、そのー、店長がすぐ脱ぐ人で。すぐ脱いじゃう。で、聞いたらね、恥ずかしがり屋さんが多いらしいですよ。恥ずかしくて脱いじゃう。よくわかんないけど。なんかね、もう、脱がないと恥ずかしいんですよ、とか言ってね、すぐ理解出来ないですけども。
 身体に自信がある奴じゃなくて、逆にコンプレックス持ってる人の方が脱ぐとか、そういうことあるらしいですけどもねー、うーん…すごい、いっぱいいるよ、俺の周り。パッと考えただけで5人ぐらいいますね。素っ裸になる奴。すっぽんぽんね。
 あのね、うーん…最初はインパクト、うぁッ、脱いだ! とか言ってるんだけど、あのだんだんね(笑)、慣れて来るとね、それがまぁ普通…になって来るから。うん。全然普通。何ともなくなって来る。

 …はい、というわけで、この曲をここで、お送り致しましょうか。沢田研二さんでこんな曲がございました。今日のテーマにぴったりですね。沢田研二、『ストリッパー』。

  ♪ストリッパー/沢田研二♪

(ジングル)

『裸』というテーマ、メール。
─ラジオネーム『せき』さん。ありがとうございます。“今週のテーマ『裸』。酔うと出て来る人格ってある意味裸の自分なのでしょうか。酔うと抑えがきかなくなったり、思考能力がなくなるってことは素が出てしまうってこと? 私は酔ってもあまり変わらないかな。でも色々なことが面倒になったり、話を聴いてるふりをして眠ってしまうことがよくあります。知人には実際に服を脱いで裸になってしまう脱ぎ魔もいます。”
(笑)またかよ!
─“サトルさんは気心知れた人と飲む時は、どんな人に変身するんでしょうか。酒で失敗、後悔したことはありますか。飲み会の多い時期、酒は飲んでも飲まれるな、ですね。”ということです。

俺ね、あのー、二日酔いで、ああっ…ていうぐらい、で、次の日頭痛くてね、うわー飲み過ぎたな、っていうぐらいで、あんま失敗って、…あんまりね、ない。…何度かある。うん。ないんですけど。

 俺はね、自分であんまり変わると思わないんですけど、あのー、僕の周りにも何人かいるけど、お酒飲むとホント変わっちゃう奴いるね。すーごい普段静かなのにものすごい賑やかになっ…て、で、大抵そういう人はそのまんま飲み続けると、あのー、怒り出したりとか。うん。ちょっとやっぱり、乱暴になる人とか多いね。普段、静かでね。やっぱりね、我慢してるんだーね。それって。
 だからなんかこう…やっぱ心配になっちゃうね、そういう人を見るとねー。あ、普段すごい、我慢してんだなーと思ってさ。うーん…

 でね、あのー…やっぱり我慢ってね、ある程度大人になったら必要だけどさ、し過ぎるのはよくないと思うわけよ。そうやって人に迷惑かけちゃったりする可能性もあるしね。うん。で、あのー…俺もね、割と我慢…もするし、あのー、何つうのかな、頑張れ頑張れって自分に、はっぱかける、タイプだったわけ。
 でもね、えー…去年ね、ちょっと、思うところあってね、やめたのね、それをね。うん。あのー、メリハリをはっきりつけようと思ってさ。うん。

 これはね、今年の目標でもあるんですけども、あのー…もう遊ぶ時は遊ぶと。で、仕事する時はもう、仕事すると。だからね、去年ね、俺、自分が30何年…37年間、生きてきて、あんなに徹夜をした年はないんですよ。うん。徹夜って俺そんなにしなかったんだけど、去年ホントに、酷い時は週に2回徹夜とかさ。多かったんだけど、それはなんでかっていうと、あのー、もう、何にも仕事しないで遊んでる日があるから、なわけだね。うん。全然、なんにもしない。
 で、えー、まとめてやると。あのー、それはね、体には良くないと思う…のよ。思うけど、精神的にはとても良かったですねー。何か、ああ、見つかったと思った。自分のペースっていうかね。あのー、ストレス溜めずに、こう、何かにこう、立ち向かって行く、自分のペースっていうのが。うん。

 それを今年はね、あのー…更に押し進めたいなと、思うんだね。そのメリハリをはっきりさせる感じ。だから仕事する時はものすごいすると。うん。であのー、番組の最初にも言いましたけど、アルバム作るんだったら何枚も作っちゃえみたいなさ。一時期に。とことん作ると。うん。そういう風に、なんかメリハリをつけてね、遊ぶ時はもう、ばごっと遊ぶというような、感じできたら素敵だなと。ね。思う…んですね。
 やっぱりさ、こう…幸せになりたいじゃない? 誰でもね。ほいで…幸せって何かっていうと、やっぱり充実した日々を送ることだと思うんだよね。誰といてもいいし、別にこう、何しててもいいんだけど、充実してる日が何日あるかっていうことだと思うんですね。
 だからそこらへんをね、実際に、頭で考えるだけじゃなくて、実行したいなっていう風に、思うね。

 で、去年1年を自分で振り返るとね、色んなことを、いいか悪いかわかんないでやったこともあるわけだけど、何となくね、わかったとこがあるんで、今年はね、狙ったものは外さないっていうか、うん。当たり外れのない、全部当たるように、そのー何つうかな、命中率を上げていきたいなっていう風に、色んなもののね。思うんですけど。
 具体的なことはね、現段階ではなかなか言えないんですけども、色々企んでおりますので、皆さん是非、おつき合い下さいませ。

 それでは今夜最後の曲、聴いて貰いましょう。今年は酉年ということで、「鳥」という言葉が出て来るというだけでこの曲を選びました! 坂本サトルで、『サヨナラ』。

  ♪サヨナラ/坂本サトル♪

     〜 CM 〜

(ジングル/電気ver.)

  ♪明日の色♪

お送りして参りました新年一発目の『アルキタ ウタノチカラ』、如何だったでしょうか。えー、今年最初の缶バッヂ、この方にお送りしましょう!
─ラジオネーム『せき』さんです。でも住所がないので…
そうですね。
─住所、もう一度メールで、送って下さい。
はい、お待ちしております。

 来週…違う、次回のテーマですね。来週、再来週のテーマはですね、

    『寒さ自慢』

 …北海道の本当の寒さをね、やっぱりわたくし未だ解ってないと。ね。おう、なんか、ちょっと今日の寒さは気持ちいいなとか言ってるからね。駄目でしょ。どのぐらい寒いのか例えばうちのディレクターの太郎ちゃんは、家の、自分の家の中につららが出来たことがありますから。そういう寒さ自慢をですね、えー、こんな寒いんだぞと、北海道は。
 ま、そういう寒さもあるし、僕の駄洒落、ホント寒いんですよとか。うちの上司がとか。そういうさむーい状況を経験したことある人いるでしょう。もうホントいたたまれないぐらい白い、寒い、そういう自慢でもいいですけど、とにかく『寒さ』。あなたの体験した寒さを是非自慢して頂きたいと思いますね。

 採用された方の中から1名の方に、缶バッヂ、毎週プレゼントしております。はい。えー、ま、2005年、始まりましたけれども、えー、ま、いい年…に、したいよね。ま、色々、世界中で色んなことありますよ、異常気象もあれば戦争もある、けれども、自分が出来ること…何かやりつつさ、やっぱり自分だけが幸せになりゃいいっていうのってやっぱり無理があるからさ、何か色々考えつつも、なんかこう…やっていけたらいいなと。思いますね。
 いい年にしようぜ、みんなで。いい年にしよう。ということでまた今年も、『アルキタ ウタノチカラ』、坂本サトル、浅里を、よろしくお願い致します! また来週お会いしましょう、お相手は坂本サトルと、
─浅里でした。

(明日の色 F.O.)

 

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