第101回(通算第165回) 2005/03/02 放送分
 

坂本サトル(以下サ)皆さんこんばんは。お元気でしょうか、坂本サトルです。
─こんばんは、浅里です。

もうね、3月…ですよ。3月でしょ!? 俺ね、今、5月…にリリースの予定でアルバムを作ってる…んですけれども、…正直ね、半分も曲が出来てないね。予定ではもう2月中に全部出来て、スタジオに入ってる予定だったんですけどね、まだ入れてないというね…これすごいですねー、も、出来るんでしょうか!?
 あのね、ただ時間があれば出来るってもんじゃないの、曲って。出来る時は、もうホント数分で出来るんで、だからその、出来るまで…のね? そのー、気持ちを高めなきゃいけないわけ。集中、階段を一段ずつ上って行かなきゃいけないんだよ。だから夜中ずー…っとこう、机の前とかで、ギター持ってずーっといるでしょ? それが1時間、2時間経つと、だんだんそういうモードになってくるわけ。そいでパッと降りる。だからそこにね、持っていくのが、…これがね、あのー、まだ持っていけてない(笑)。ね。

 えー、予定では5月! 5月の予定で、頑張っております! 皆さん、お楽しみに! はい。
 今夜の『アルキタ ウタノチカラ』ですけども、あのー、この番組では珍しいんですけど、えー、出張ゲスト。はい。この番組にゲストで来てくれるんではなくて、俺が行ってコメントを録って来るという。ゲストなのに、俺が招かれて行くという、ややこしいですけども。そういう形で、加藤いづみちゃん、出演してくれます。インタビュー録って来ましたので、いづみちゃんファンのみならず、これは面白い。
 あのね、30過ぎたぐらいの女の人とね、こう、大人のちゃんとした女の人とね、ま、ちゃんとしたっていうの失礼だけど(笑)、話すとね、ホント楽しいですよ。これ聴いてても楽しい。ちゃんとエンターテイメントした会話になってると、思います! あの、太郎ちゃんがどう編集したか、わかりませんけれどもね。

 ということなので、最後の方、番組最後まで、お聞き逃しのないように。今夜も60分間、この2人でお送り致します。最後まで、よろしくー!
 さ、それでは今夜の1曲めは、ライブアルバムから聴いて頂きましょう。えー、メッセージ、リクエストも頂いてるんですけれどもね、『夜更かし組さとうしんじゅうろう』の、リクエスト。先週、2月23日に発売になったばっかりの、坂本サトルの最新、…これ俺が喋ってる…後ろで喋ってるからもう、どっちが自分の声だかわかんなくなる…えー2月23日に発売になりました、最新ライブアルバム『LIVE caravan 2』の中から、これ新曲なんですけどもね、未発表曲を演っております。聴いて貰いましょう、えー…何ていう曲だったっけな…『灰の降る夜』。

  ♪灰の降る夜(LIVE caravan 2 ver.)/坂本サトル♪

 …“発売未定のあの曲を聴きたいです。切ない感じと、男気溢れる詞が大好きです。何か冴えない日々を過ごす自分への応援歌、あーんどルーズな自分への戒めの意味も、”えー、入っておりますと。(笑)これ読めなかった、漢字が。
 ということでね、リクエスト頂きました、お送りしたのは、坂本サトルの最新ライブアルバム『LIVE caravan 2』の中から、『灰の降る夜』でしたー。

     〜 CM 〜

(ジングル)

今ね、そのー、レコーディング、自分のレコーディングもあるんだけど、色々、あのー、えー、他のも色々同時進行でやっててさ、ずーっとスタジオにいるわけよ、独りで、ずーっと作業してるわけ。
 ほいでね、この間ね、…昨日だ昨日。こうやってずーっとやってたら、そんなこと今まで1回もなかったのに、急にね、左後ろが、ざわって寒くなって、絶対誰かいる! って思ったんだよ。バッて向いて誰もいなかったんだけど。そういうことって全然なかっ…たからさ、あの、なかっただけにね、すごくこう、確信したね。あ、何かいたんだと思って。
 怖かったですよ。ヘッドホンしてずっとやってるから、後ろに誰かいても全然わかんないじゃない? その霊的なもんじゃなくて、例えば犯罪者とかさ、入って来てたとしても、全然気付かないわけよ。爆音でやってるからね、ヘッドホン。怖いなと思いましたねー。

 はい、えー、ま、そんな、日々を送ってるわたくしなんですけれども、実は、この間ですね、えー…先週もう言ったかな? これね。あのー、デモテープの選考会が、ありましてね。うん。
 何のデモテープの選考会かというと、えー、『アルキタ ウタノチカラ ライブ vol.4』の、アマチュア出場枠の選考会という。ね。えー、3月19日に、札幌EDiTで行なわれます、この『アルキタ ウタノチカラ ライブ vol.4』なんですけれどもねー。坂本サトル、浅田信一、森山公一の浅森坂。このユニットの他に、北海道で活動してる、何組…かなぁ…言っちゃっていいのかな? よん…4か、3かな? えー、ぐらいのね、アーティストも一緒に出て一緒にライブをやろうっていうことなんですけどもねー、うーん…
 あの今回はね、まずね、傾向が、明らかにあって、バンドが多かったね。すごく。あとね、女の子ボーカル。すごく多かったですねー。うーん。でまぁ色々やってね、選んだんですけども。
 えー、来週…の放送から、ぼちぼち、誰が出場するのかを。うん。発表して行きたいと思うんですけどもね。

 えー、ちょっとね、続いて曲を聴いて貰いたいんですけれども、えー…実はそのアマチュアの他にね、もうひと組、プロのような、アマのような。この人、何なんですか? …札幌に、いるけど、インディーズからデビューしてんの? インディーズレーベルから。そうですか。えー、笹木勇一郎君というシンガーがいるんですけど、彼はね、なんと現役高校生。すごい。
 それでね、さっき見たけどね、あのー、初めて作っ…曲書いたのが14歳で、その14歳ん時に書いた曲をレコーディングして今、出してんだね。すーごいですよ。
 なんか俺中学生が歌詞書けんのかなと思って、で、ちゃんと書いてたからまず驚いた。ま、書くわな、中学生もなー。えー…ま、聴いて頂きましょう。この曲がそう…ではないと思うんですけれどもねー。

 えー、3月19日に、行なわれます『アルキタ ウタノチカラ ライブ vol.4』の、ゲストですねー、札幌在住の現役高校生、笹木勇一郎君で、『どこまでも』。

  ♪どこまでも/笹木勇一郎♪

     〜 CM 〜

(ジングル/ウタチカ養成講座ver.)

番組に届いたアマチュアミュージシャンのデモテープを紹介するという、『ウタチカ養成講座』なんですけどもねー。

 ちょっと紹介する前にね、実はね、今日、ヘッドホンが新しくなったのね。この、イヤータイプっていう、耳ん中に入れる、やつね。
 あのー…、喋り手…ね、ラジオで喋る人ん中で、結構俺の知ってる人、多いんだけど、ものっすごい音量で聴いてんだよ、自分の声を。ね、太郎ちゃんもびっくりしてたけど、サトルさん、こんな音量で聴いてんの!? ってこの間びっくりしてたけど、でかいでしょ。あの自分の声をね、ガーンと聴きながら自分で盛り上がっていくんだよね。うん。自分を盛り上げていく…んですけど。

 で、ま、レコーディングでもヘッドホン使うんだけどさ、そのヘッドホンってすごく重要…なのね。うん。で、今ね、えー、ミュージシャンの間で、ちょっと流行ってる、ヘッドホンがあってさ。ヘッドホンっていうか、あのー…エアモニっつうんだけど。
 ライブやる時に、モニターっつうのあるでしょ。そのー、お客さんに聴かせるためのスピーカーとは別に、演奏者のためのスピーカーっつのがあるわけよ。うん。聞こえないから。
 例えばドラムの人と、えー、キーボードの人とかは、小っちゃいライブハウスならいいんだけど、すーごく離れてる時は、お互いの音がもう全然聞こえないわけじゃない? そういう時は、あのー、そういう時のためにね、ステージ上にそういうモニターっていうスピーカーがあるわけですよ。うん。

 で、えーと…ただね、それがスタジアムクラスになった場合、ものすごいでっかい時、U2とかのビデオとかそうだけど、ま、日本でも色々いますけども、あのー、あっちこっち、行くわけだね? パフォーマンスして。あっち行ったりこっち行ったり。そういう時に、モニタースピーカーの前を外れちゃうと、他の音が聞こえなくなっちゃうわけだ。うん。
 だから、じゃあモニタースピーカーの前にずっといるのかっつうとそういうわけにもいかない。お客さんの方にも行きたい。で、どうするかっつうと、そん時に使うのがイヤモニっていう奴で、耳ん中に入れちゃうの、もう。モニターの音を。だからモニタースピーカーがない。うん。

 だからね、いっちばんよくわかるのが、ホントそのU2のビデオで、全員耳ん中に、両耳に入れてるからね。うん。で、やっぱ激しく動き回って、落ちないのかと。心配でしょ、ライブで。あれはね、落ちないの。なんでかっていうと、その人の耳に合わして作ってんの、あれって。あれ30万ぐらいすんの。
 シュアっていうね、マイクで有名な、シュアで作ってんだけど、耳にね、こう石膏か何か、シリコンか何か、まず入れて、型とって、その型どおりに作るのよ。だから耳に、キュッと入るんですけどね。うーん…

 うちのツアーでね、ギター弾いてくれてる古川さんは、それ作っててさ。…すっっっごい、いいらしいよ。ホントに。うん。高い…けどね。それだけのことはあるっつってたよ。ま、ヘッドホン大事だからさ。うーん。あのー、悪いヘッドホン使うと、ヘッドホンを使う時間がものすごい長いからね、僕らは。今ね、1日俺10時間以上ヘッドホンしてるね。じゃないとね、耳がね、どんどんどんどん、駄目になっちゃうんで。あのー、みんなね、気ぃ遣ってんですよ。

 30万円ちょっと厳しいかなー、ヘッドホンに(笑)! 違うもん欲しいな、だったら。はい! えー、話長かった! 『ウタチカ養成講座』、今日紹介するのは誰ですか!
─はい、渡辺史朗さんです。
渡辺史朗。
─この方、青森県出身の方ですよ。
あらま、そうですか。寄寓だね。

─24歳の彼です。大学時代に趣味でバンド活動を始めるのがきっかけになりまして、ロック&ジャズバーslow handとの出会い、メタル全盛世代のテクニカルフレーズや、フュージョン大好きお父さん世代の安定したプレイにピュアなハートをくすぐられ、エアロスミスに始まる数々のコピーバンドを経験しました。
うん。それいつまで読むの?
─終わりです。
あ、終わりですか、そうですか。

─それでですね、この方、はチープトリックのリック・ニールセンとですね、共演したことがあるということで…
えぇっ! なんで!? あ、その店に、チープ・トリックのリック・ニールセンが来て、で一緒にやったわけ。なんでそんな…リック・ニールセンがそんな店来るんだろ。…そういう店、時々あるんだよな、お忍びで、来る、ね。ふーん…チープ・トリックっつったら、もう、大御所ですよ。

─大御所。さっきパソコンで、見てみたんですけど、知らないですよ。
見てみろ、19…7、7年! デビュー。生まれてないでしょ、まだ。68年に結成されたバンドが彼等の母体とか言ってるもんな。68年、俺もぎりぎり生まれたぐらいだもんねぇ。十勝沖地震が起こった年だね。ま、いいや。はい、えー、そんな共演も果たしたという、えー、渡辺史朗君。聴いてみましょうか、
─はい。『How To Waist The Time』。

  ♪How To Waist The Time/渡辺史朗♪

…これどこがサビなんだろうか。うーん…
 あのー非常に洋楽テイスト溢れる曲だね。洋楽っぽい作りですね、コード進行とかもね。うーん…今幾つなんだっけ?
─24歳です。
24歳か。えーと…まだ、こう、自分の、落ち着くべきところを探してるような時期なんじゃないの? うん。こう、自分のオリジナリティみたいなもんをね、これだ! っていつか掴むことが、掴む日が、うーん…来る人もあるし、そのまま来ない人もいるけども。今はそういう気が、しますね。あの、いい線行ってるけど、こう、確固たるもん、ていうのをまだ、探してない感じがしますよね。うーん…

 自分で打ち込んでんのかな、これね。…自分でやってんだ、そうかそうか。あのー特にドラムとか打ち込む時にね、あの、ま、別に打ち込みは打ち込みって割り切るのも勿論いいんですけども、実際には、ドラマーだったらプレイ出来ないような、えー…ことを打ち込んじゃったりするわけ。
 それはそれで勿論、あのー、だからこそ打ち込みの意味があるっていう言い方も、出来るわけですけど、でもね、人間…が叩いたらどうなるっていうのも解って打ち込むと、あのー…何ていうんだろうなー、全然違うの。あ、あの曲のあのフレーズってこうやって叩いてたんだっていうのがね、自分で分かったりすんだね。うん。
 そうそうそう、だからね、えー、生ドラムっていうのも、どっかで見たりとか、意識して打ち込むっていうのが大事ですね。彼は、結構上手い気がする。…うん。ね。はい。頑張って下さい。

─番組では、皆さんからのデモテープを募集しています。デモテープ、プロフィール、代表者の連絡先をウタチカへ送って下さい。宛先は、郵便番号060-8532 AIR-G' アルキタウタノチカラ『ウタチカ養成講座』係まで。全道の玉光堂各店、またはえき☆スタにあるウタチカポストに入れるだけでもOKです。優秀アーティストはアルキタ誌面でも紹介します。その他、作詞、作曲、演奏、レコーディングに関する質問等も大歓迎です!
はい、以上『ウタチカ養成講座』で、ございました。この後CMを挟んで、加藤いづみちゃんのインタビュー、加藤いづみちゃんの事務所にわたくし、出かけて参りました。

     〜 CM 〜

(ジングル)

さ、それではここで、えー、スペシャルゲスト! 加藤いづみちゃん!
加藤いづみ(以下い)どうもー、こんばんはー。加藤いづみです。よろしくお願いします。
あのね(笑)、ゲストっていうかね、ゲストだけど、実際には俺がいづみちゃんの事務所にお邪魔してるので、
ね、お茶も出したしね。
そうだね、俺の方が招ばれてる(笑)…俺の方がゲストみたいな感じですけども。
そう、今日ここはね、うちの事務所…の、スタジオなんですよ。
いいスタ…俺の、部屋、俺のスタジオもこれぐらいあったらな。
こ…れね、あのー、普通のマンションなんですけど、うちの事務所は。マンションの、入って一番、手前の部屋を、スタジオにして、で、殆ど、あのー、この前出した『ロメオ』っていうアルバムはここで作りましたね。
あ、そうなの。防音って殆どしてないでしょ、ここ、ほら。
でもね、この部屋は、もともと防音の部屋で、でもまぁ、外の、カラスの鳴き声とか。
カラスの声聞こえるよねぇ。
ふふふふ(笑)、鳴き声とか、あと玄関のところをね、ちょっとブースっぽくして、そこで歌を歌ったりとか。でも、夏の時季だったから、蝉が、鳴き始めると、「いづみちゃん、ちょっと待って、蝉待ちです」って言いながら。
蝉待ちなんだ…(笑)

でも、どこまで、そんな感じで、アルバムが出来るかっていう挑戦だったし、今までなんか、スタジオに入って、何時から何時とか、決められた中で、こう、あのー、カチッとした中で、時間の中でしか作ったことなかったから、今日眠たいから歌明日にしましょうか、みたいなことが、ね。
出来るからね。
そうそう。それは、すごくいいなと思った。
それでも善し悪しでね、なんかダラダラしちゃうこともあるんだね。時間区切ってた方がいいこともあるんだけど。
そう、1個だけね、反省点は、事務所に来て、楽な格好でね、やろうということで…ということじゃないや、やりたくなって、いっつも事務所に来ると、来るまではほら、電車とか、それぞれバスとか色々来るから、ジーンズとかで来るんだけど、事務所に来ると、あたしも、プロデューサーの高橋 研さんも、短パンとかに穿き替えるわけ、上ジャージで、短パンとか。ね、裸足、靴下脱いで裸足とかになって。床で、なんかストレッチ始めたりとか。

 で、それで、そのまま録るから、リラッ…クス…度が、出過ぎちゃって、ある意味、こう、
だらっとしてるんだ。
うん。歌入れの時ぐらいは、ちょっと靴下履こうかな、みたいな、なんか。
そうだね、…でも俺もね、あのー、歌は、自分のスタジオで録るから、全然靴下履いてないよ。
(笑)靴下はいいんだけど、でも裸に近い感じで、もう。
そうね。起きて、えー、そのまんまみたいな格好で。
あ、今、歌いたい、みたいな。
そうだねー、うん…
そうなんです。結構ね、善し悪しですね。うん。

えー、ここで録った、っていうことで…最近は、じゃあ、え、『ロメオ』出して、今またレコーディング?
そ、今レコーディングしてて、ホントは厳密には今日は、あのー、富良野に、いるんです。
…は? 3月5日は…違う、3月2日か。
3月2日は、今夜は、富良野。富良野で…
あのホテルで? チャペルコンサート? わかった、俺もやったことある(笑)。あれすごくいいですよ。
いいでしょ。
すごくいい。うん。今、この収録をしてる今現在は、レコーディングをしてると。
そうなんです。あのー…
何のレコーディング?
アルバムのレコーディング。5月に、出す…
うっそ。5月に出す、アルバムの、ま、レコーディング作業が、進行してる。
進行してますね。
俺も5月に、出すアルバム…があるんだけど、作業進行してないですね(笑)。
…マジで?
マジで(笑)…

あたしたちね、えーっとー、もう昨日、スケジュールがバキッと出て、もう昨日から、プロデューサーの研さんの、もう言動とかがおかしい(笑)。
あ、そう? なんで?
もうなんか、ひとりでなんか、なんかもう、行ったり来たり、もう、あのー、やんなきゃいけないこと山盛りで、頭がウヮーってなってて、だから、現時点で、ホントは富良野には、研さんを連れて行く予定だったの。プロデューサーの高橋 研さんと、富良野コンサートをする予定だったんだけど、富良野に行ってる場合…行って、スキーなんかしてる場合じゃないぞ、お前働け、東京で。っていうことで、多分違うミュージシャンと行って、まぁ、あのー、1日ぐらいは、研さんとちょっと楽しみたいなっていうのもあって、最終日と、勿論札幌の、ライブは、5日、3月の5日なんですけれども、今日言いたいのはこれなんですけど(笑)、それは研さんとやります。

ふぅーんー…これツアー?
ツアーはね、えーと、実は、その、長いタイトルがあるんですけど、『ロメオ・ザ・アコースティック・ツアー』っていうのを、ま、『ロメオ』っていうアルバムを出して、あのー、高橋 研さんと、2人だけのツアー。ギター1本と、あたしの歌、っていうツアーを、あのー、去年、その…先か、一昨年、だから3年に渡って、なんか、全国色々回って来てたんですよ。
 で、だけど、札幌だけ、出来てなかった。行けてなかったの。で、今回、札幌が、ある意味もう、その、ロメオ・ツアーの、
ファイナル。
ファイナル。ホントの意味でのファイナルになるだろうと。次やる時は新しいアルバムのタイトルがついてるツアーだから。
あー、そうだね。
それが、なんか札幌で、ちゃんとね、札幌で、やり遂げることが出来て、良かったなと。決まって良かったなぁと。

あのー…いづみちゃんって、一時期、あのー、コーラスのお仕事を、ずっとやってた時期があってさ。
あった。
しかも大御所ばっか、ね。
小田さん…とか、
小田さんと、ユーミン…ユーミンのライブ、俺も、観に行かして貰ってね、行ったけど(笑)、すーごかったね。で、ほら、自分でやめたでしょ? もうコーラスの仕事はもうしばらく休むんだって言ってたじゃない。だから、あ、ちゃんと戻って来たなーと思っ…たからね、全然、あのー、よしよしっていう感じだよね。さすが、っていう感じ。
やっぱやんなきゃ駄目だなーと思った。

 それで、あのー、ホントに、サトルさんがいるから言うんじゃないけれども、弾き語りで、ホントに、ずーっと、もう何年も前からサトルさんは自分…の歌とギター1本で回ってて、で、ふと気がついたの。なんであたしこれやらなかったんだろう、みたいなことを、気がついて、で、研さんと、ま、サトルさんの真似じゃないですけど(笑)、あ、あれでいいんじゃん、っていうのがあって、あのー2人で、回り始めたんだよね。ツアーとか。
そうだね。ホントそう。んであの、待ってるお客さんはね、別に、バンドでフルセットでやる、いづみちゃんを待ってる…勿論それに越したことはないだろうけどさ、じゃなくて、あのー…ま、ぶっちゃけて言えば歌ってれば何でもいいんだよ。
歌ってる姿をね、生でね。
歌ってるところを観たい…聴きたいし、生の言葉を聴きたいわけなんで、あのー、回って人前に出てないとなんか錆びてくるもんってあるじゃない? だから今、すごくいいと思います。いづみちゃん。
(笑)…すいません。

じゃ、最後にもっかい、あのー、ま、放送の方でももっかいフォローはするんだけども、自分の口から、はい。
えーとー…ホントに久し振りに、札幌にライブで行けます。3月の5日、土曜日、今度の土曜日、えー、Cooという所で、ライブをやります。
C・o・o。C・o・oと書いてCoo[クー]。
ライブ&バー、Coo、ですね。これは中央区、南1、西20。
20! 俺はちょっと未開の地だな、20は。西20は。
20…って遠いらしいね。
遠いっていうか…そうですね、あのー…
交差点20個分! 角っこ20個分!?
そうそうそう、角っこ20個。
数えながら来て下さい。別に歩いて来なくていいんだけど。ふふふ(笑)…

えー、LOGビルの、地下1階。ですね。6時半開場の、7時スタート。チケットは前売り3,500円、4,000円…当日4,000円と。えー、もう売ってます! 今のところは。
売ってます!
じゃ、これ是非。これ研さんと2人っきり?
研さんと2人っきりです。
あ、これはまたね、いいですから、ホントに。加藤いづみ。素晴らしい歌い手です。是非、観に、行きましょう。俺も行きたいですけどもね。うーん…じゃぁ、また、番組に遊びに来て下さい。
ありがとうございましたー。
じゃぁレコーディングも、色々とお互い、まぁ同…世代の、同じ時期デビューの、
そうだねー。
そうそう。ま、仲間として頑張りましょう。
うん、そうですねー。じゃぁ皆さん、5日、お待ちしておりまーす。
はい。加藤いづみちゃんでした。それでは、最後に1曲、曲を、紹介して下さい!
はい。じゃぁこれはあのー、ライブでも、必ず、歌うと思いますが、『ロメオ』っていうアルバムの、一番最後に入ってる曲ですね。『君のこと』聴いて下さい。
はい。ありがとうございましたー!
ありがとうございました!

  ♪君のこと/加藤いづみ♪

(ジングル)

…あのー、すんごいバカ話をしたところが全部カットされてましたね(笑)。すごいバカ話だったの。それがまた。ちょっとね、バカ過ぎたようでね。
 えー、加藤いづみちゃんのインタビュー聴いて貰いましたけれども、もう一度、改めて、言っておきましょう! えーとね、『ロメオ・ザ・アコースティック 2005 フューチャリング ケン・タカハシ』という。これね、高橋 研さんというのは、いづみちゃんの事務所の社長さんなんですけど、えー、ギタリスト。そして、ま、シンガーソングライターなんだね、もともと。アーティストなの。

 で、今はね、でも自分の活動よりは、楽曲提供が多いのかな…ものっすごい曲書いてるからね。びっくりするよ。
─例えば。
えーっと、ま、一番有名…誰でもパッとわかるのは『翼の折れたエンジェル』。うん。中村…あれ、中村だっけ(笑)? …中村あゆみさんですね。あとね、えー、『メリーアン』とか。アルフィーの。あれも、研さんなのね。うん。ま、共作…なのかな? うん。

 あのー、高橋 研さんのホームページってあってさ、今まで、楽曲提供した人の、名前が全部あんだけど、アイウエオ順だからね(笑)。何百曲ですよ。千とか、あるんじゃないかっつうぐらいね、すごいんだ。そいでいづみちゃんの曲は全部高橋 研さんがほとんど書いてるんだけど、…ホントにね、女の人以上に女の人っぽいっていうかね、歌詞が。あのルックスからはね、想像出来ないですよ。この歌詞とかメロディは。
 ホントにね、こう…女の人のことよく解ってるなって感じなの。うん。今の曲なんか歌詞すごく良かったでしょ、絶対女の人が書いてると思うでしょ。これ研さんだから、歌詞。すごいですよ。

 その研さんが、えー…ギタリストとして参加します、『ロメオ・ザ・アコースティック 2005 フューチャリング ケン・タカハシ』、加藤いづみちゃんのライブが、札幌であります! 3月5日、土曜日。今週の土曜日ですねー。札幌ライブ&バーCoo。南1西20というね、西20…西…随分遠いね。LOGビルの地下1階。えー、7時から、始まるということですね。前売り3,500円、当日4,000円でチケット発売中ということなんで、これ行って下さい。
 ホントにねー…あの、コーラスの仕事たくさんしてからね、やっぱりもう一皮むけた感じだよねー。やっぱああいう、大舞台をね、踏むっていうことは大事なんだね。スタジアムクラス、アリーナクラスが多かったんでねー…うーん…はい、というわけで加藤いづみちゃんのインタビュー、お送り致しました。

 えーとね、皆さんから『封印』というテーマで、実は、今回メールを貰ってたんですねー。ちょっといっぱい来てるんでね。…みんなわかってるねぇ。何時までに送るっ…録音の時には何時までに送って欲しいっていうの言っちゃったからね、こないだね。したらちゃんとみんな送って来ますよ。
 えー…『セブンイレブンな女』。“こんばんは。以前はあんなによく観ていたテレビドラマ、いつからか観なくなりました。封印というわけではないんですが、一度ドラマを観てしまうと、最終回まで観なきゃという変な強迫観念にとらわれてしまって。”えー…“今クール”「クール」ね。  …「クール」っていう言い方ってもう、普通の人が普通に使うの? ねぇ。1クール、2クールって…わかる。
─わかります。はい。
それは今こう喋り…の、こう、FMで喋るようになってからわかったの?
─違います。普通にテレビで芸能人の方が、1クールとかって言っちゃうと…
1クールって、どれぐらい?
─3ヶ月とか。
「とか」じゃない。3ヶ月。3ヶ月を1クールっていうの。

 えー、そうなんですか。で、“今クールは、『救命病棟24時』しか観てません。”大泉君出てる奴ね。えー…そうですか。ま、観てるんだね、結局ね。
 大泉君出てんねー。この間ちらっと観たけど。頑張って、演技してるねぇ。ホントに…北海道の宝だね。ホントに。ね。

 えー…あだ名、『ぼんぼん』、から頂いております。“私はクローゼットの中に、あるものを封印しています。冬のお楽しみとしてスノーボードを始めたのは、もう5、6年前のことです。冬にスノーボードなら夏は海! ということで早速揃えました。ボディーボード。フィン。”フィンって何ですか。…足ヒレ。
 “そしてウェットスーツまで! もともと海は苦手だったくせに、調子に乗って全部揃えてしまいましたが、苦手なものはやっぱり苦手。怖さから、思い切って沖に出て行くことがなかなか出来ないので、上達する筈もありません。スノーボードは今でも冬のお楽しみですが、ボディーボードの方は、ウェットスーツまで着て海に出たのはほんの数回だけでした。

 その後、ちょっとした遊び道具程度にボードとフィンは持ち出しましたが、ウェットスーツはクローゼットの一番奥に封印されたままです。今後このウェットスーツを使う時が来るのか、想像は難しいんですが、作るのに数万円かかっているので、簡単には処分出来ずにいます。”作るのにってどういうこと!? 特注なの、これ。ま、身体にね、ぴったり合わせないと意味ないからね。あらららら。それでもあれなんじゃないの、すーごく寒い時とかね。中に着たら、あったかいんじゃないの?
─あったかいかも知れないですけど、着ないですよね。
…ま、着ないね。着心地は悪い。きっとね。うーん。

 俺もね、あのスノーボードは、まあ、やったことはあるけど、そのサーフィンのね、海の、沖に向かってくのは俺もやっぱ怖いんだね。海って怖い。足つかなかったらものすごい怖い。
 俺1回ね、あのー、ちょっとね、沖…あれどっか行った時ね、グアムかどっか行った時に、すごく遠浅じゃない? どっこまでも浅いじゃん。ね。ほいで、腰ぐらいでずーっと行けんのよ、どこまでも。潮が引いてる時はね。ほいでえーらい来てさ。でも足ついてるから怖くないわけ。すんごい遠くまで来たなと思った時に、目の前をね、…あの実際にはどのぐらいだったかわかんないけど、俺の印象としては、1m以上の魚が、ものすごい速さでビュッ! て横切ったのよ。マグロみたいのが。すーごい速かったの。
 で、そん時にね、あ、俺はもう大変なところまで来てしまったと思って。こんな、例えばサメとか、ね? なんだそのサンマの群れとか、わかんないけど。ガーッ来たら、あれサンマだってね、あんな、あんなだけどね、すごい速さで当たったらすごく痛いよ。なんか刺さりそうじゃん。スコーン! て(笑)。ね。

 ほいでもう、すーっげぇ怖くなって、その、速さが! 速さと大きさが、魚の。ほんでね、も、すんごい頑張って帰ろうとするんだけど、腰まで水あるとね、これなっかなか進まないのよ、前に。…すごかったね。大声出しそうになった。誰か助けてくれって(笑)。そのぐらい怖かった。やっぱり海怖いね。海怖いですね。
 はい、えー…たくさんの、…だからね、ま、俺は封印というところで言うと、その「沖に出る」っていうの封印にしてるね。歩いて。いくら、歩けても。ね。

 えー、ということで、あんまり読めなかったけど、たくさんのメールありがとうございました。次回のテーマはですね、『秘密』。あなたの秘密教えて下さい。ボイスチェンジャーあります。ということでね、電話を繋いで、電話で、生で秘密を言って貰いたい。
 今回に限っては、匿名匿住所、OKです。勿論。うん。ただ缶バッヂが当たっても送れないけどね。送れないけど。住所書いてないと。えー…是非あなたの秘密、教えて下さい。是非。ね。誰にも言わないから。ラジオだけで言うから。お待ちしております。

 それでは今夜最後の曲、聴いて貰いましょう。2月23日、発売になったばっかりのライブアルバム、『LIVE caravan 2』の中から、坂本サトルで、『最後のキス』。

  ♪最後のキス(LIVE caravan 2 ver.)/坂本サトル♪

     〜 CM 〜

(ジングル)

  ♪明日の色♪

お送りして参りました今夜の『アルキタ ウタノチカラ』、如何だったでしょうか。
 毎週1名の方に缶バッヂプレゼントしておりますけども、今日はこの方!
─あだ名『ぼんぼん』さんです。
あだ名『ぼんぼん』。これからみんな「あだな」と言おう。あだ名。ぼんぼん。
─『ぼんぼん』さんは、缶バッヂの送り先をメールして送って下さい。
あ、住所がないのね。待ってまーす。

 えー…3月19日、だんだん迫って参りました、いよいよ、今月になりましたね、『アルキタ ウタノチカラ ライブ vol.4』。えー、遂にもう4回目になりましたけれども、しつこく言っておりますけども、今回の出演者は、浅森坂! 浅田信一、森山公一、坂本サトルのユニット、ですねー。これもう3人張り切ってますから。
 張り切ってんだけどねー、あのー、リハーサルで集まるとねー、…あのもう飲んじゃって駄目ね。全然駄目だね。ホントに。リハーサルにならない! 困ってます。はい。ただ気合いは入ってますねー。曲も作ってるしね、新曲ね。楽しみに待っていてください。
 はい。えー、3月19日、『アルキタ ウタノチカラ ライブ vol.4』ですね、札幌EDiT! こちらで、やります。で、4時から始めるんですけどもね、あのー、何時ぐらいに終わるか知らせて欲しいっていうメールも貰ってたんですけども、大体8時過ぎには終わるんではないかと。4時間ぐらいのイベントだと思ってて下さい。お待ちして、おります!

 次回のメッセージテーマは、

    『あなたの秘密』

 ボイスチェンジャーを用意して、お待ちしております。直接電話で是非話して欲しい。勿論メール、ファックスでもいいんですけどもね。待っておりまーす。1名の方に、缶バッヂプレゼントして、おります! ということで来週、生放送でお会い致しましょう、お相手は坂本サトルと!
─浅里でした。

(明日の色 F.O.)

 

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